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「幸せやな」を昨日は沢山口にした。幸せな瞬間が連続して、不安になるくらいに満たされた心地がしていた。新しい出会いとこれまで過ぎてきた時間にただただ感謝した。友人も横で終始「幸せ」と「ありがとう」を口にしていた。
歩きやすいとは言い難い靴で錦糸町、神田、大森を歩きまわる。機能性に富んだアウトドア用品の金色のダウンと深い青のリュックは雨の日も快適にワタシを保つ。
湯船に浸かり、2日前の稽古での筋肉痛がまだ若干引かないふくらはぎをよく揉み解す。
翌朝4:30起床、久しぶりにラジオを付けぬまま、いつもの通りオイルヒーターをつけ湯を沸かし顔を洗い着替える。
冷蔵庫と冷凍庫から作り置きの入った小分けタッパーを5つほど取り出し、二食分を手提げに入れる。
5:30、まだ高い位置にあるように見える月を左手に、トラックの行き交う通りを自転車で走る。橋を3つ渡り、会社に着く。
朝の事務所は自分のいる部署の島を除いて皆現場に出ており、がらんとしている。
6時、仕事が始まると事務所の一角の島でワタシは山積みの伝票をもくもくとめくり、決められたチェックを繰り返しはじめる。
これといったトラブルもなく、予定通り仕事は終わる。りんごを3つ貰い、上がりが同じ寮の住人2人と共に昼下がりの晴れた還7通りを帰る。
頂いたデンドロビュームの鉢植えを抱えて階段を上がり、先日作った稲荷寿司を2人にお裾分けする。喜ばれる。
一時間仮眠し、このあいだ図書館で借りた本を読む。
貰ったハスカップのサンドクッキーを食べる。脳に糖分が染み渡る。