先日、
阿部一徳さんの語りの公演に行ってきた。
誘ってくれた大学ん先輩が本当に凄い、
とずっと言っていたその人。
会場は茅場町のとあるギャラリー。
出演は阿部一徳さんとピアノの高橋聡さん。
日常の話から突如、しかし実にスムーズに、
物語は始まる。
言葉と音楽だけで、
椅子に腰掛ける私たちは旅する。
豊かさを増す想像力。
阿部さんの身体と私たちの身体はいつの間にか
密接にリンクしていく。
ほんの2時間弱のその間に、
実にいろんな人物にであい、笑い、悲しみ、
愛に満たされた旅だった。
公演後、東京のそのビルのそのギャラリーにいる自分を確認する。