国立博物館へ「東大寺大仏展」を見に行った。
金曜夜、仕事後のご褒美。

中でもバーチャルリアリティー映像の展示は面白かった。
大仏さまの座っている台の周りを囲っている蓮の花びら、そこに描かれた須弥山世界。
その壮大な世界感がもうとってもわかりやすくて。



大仏さまは壮大な宇宙そのものを表現しているのだそう。
聖武天皇の世の中の不安を治めたいという願い。
いつの時代も、今も、苦しかったり悲しかったりが渦巻いている。
金融政策したりサミットしたり、実にいろいろやっているけども、
やっぱり根本的なものの捉え方がその状況をどう生きるかを左右するなあと。


目先の現象だけにとらわれないよう、
引きの視点で現状のマッピングをしてみると思ったよりゆっくり、時間は流れていたり。