「わたしは混沌の中にいる、これを秩序あるものにするために.....」高校生の頃出会ったこんな一説を浮かべる。自分という混沌、人間という混沌、自然という混沌、宇宙という混沌の中。この瞬間に在るこの身体と心と頭はどう在りたいのか。

あらゆるリズムの河が流れるなかでどこに寄り添っていくのか。


目覚めてずっと頭を巡らす。


ガンジス川の辺での朝夕のお祈りの光景を思い出す。インドという混沌の中にあってあの瞬間は全てのものが大きな一点に向かう。あの大きな時間の流れ。