公演、無事終了いたしました!!
これまで繋がってきた多くの知り合いが足を運んでくれて、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。京都生活も残すところあと10日、京都で最後の公演(最後なのはワタシだけですが)にふさわしいものでした!!来てくださったみなさん、本当にアリガトウ☆☆(しかししかし、生活スタイルが変わっても発信はつづけていきますよ!野望は満載!乞うご期待!)

さてさて、、、「ハムレット」の改作である「ハムレットマシーン」というテキストを使った今回の公演。イメージの継ぎはぎのようなこのテキストは、様々な解釈を促します。その解釈は9人の参加者の中でも多様なものでした。それはすなわち参加者ひとりひとりの生き方の違いでもあって世界の捉え方の違いでもありました。そしてこの一人ひとりが持つ要素を生かしてなお且つ具体的な形におこしていくことが大切な課題でした。
ワタシにとって今回の公演は初めて大人数を使ってダンスの構成をするというものだったので、その手法に少々頭を悩ませましたが、最終的にはワークショップ形式の稽古の中から振りの要素となるものを抽出し、それを配置しなおす、という形態に落ち着いていたのではないでしょうか。ダンサーから次々と生み出される新しいカラダを目の当たりにし、稽古場はいつも発見の感動にあふれていました!!…全ての振りが固まり、動きに再び感情を乗せる段階になるとその振りがどうやって生まれたのか不思議になるのですが。


そしてそして本番、お客さんという要素が加わるとダンスはさらに違うものに進化しました。特に中盤(3場)の即興の箇所は本番最高に盛り上がりました。3場終了後の温かい拍手は心から嬉しかったですねっ。本番終了後のアフターダンスにも多くのお客さんが参加してくださり、ステキな時間を共有する事ができました!!予想以上に皆さんノリがよかったです☆踊るのが楽しすぎると稽古帰りに「みんなが普通に踊れる世界やったら幸せやのにな!」なんてゆう話もしていましたが、どうやら思っていたより幸せな世界だったようです(笑)

今回公演を終えて強く思うのは、「カラダに触れ合う」ことはとてつもなく豊かな気持ちを育む!!ってことです。触れ合うという行為は言葉で出来ない会話をいとも簡単にこなしました。この発見はどうやらワタシ以外の参加者も感じていたようで、「こんなに幸せな日がくるなんて思わんかった」「カラダもうホント万歳」なんて声まであがっていました。幸せです。