奥多摩鷹巣山。上り、奥多摩の中でも指折りの急坂をひたすら行く。気温高く、たらたらと吹き出す汗。続く坂。吹き出す汗。見えない頂上。


立ち止まり、ふと上を見ると前日の雨を含んだ新緑が緩やかに風に吹かれて、小鳥が飛んで行く。足下にはもっさりと茂った苔、小花、ミミズ、赤ダニ、蟻、、、頭の上から青虫。

また一歩ずつ進み始める。一歩の連続で一つの山を歩ききるのだ。