最近、とにかくはっきりとした夢を見る。
それも一晩に三つ四つも、、、
何か考えすぎなのか熱帯夜のせいなのか。
せっかくなので覚書。




「たどりつかない場所」
電車に乗っている。
山に囲まれた町。高架の上を電車は走る。
今日は家族や親しい友人と温泉地で集まるのだ。
待ち合わせの駅を寝過ごして通り越してしまう。
やむおえず反対側のホームに移り、電車に乗るがまたも寝過ごしてしまう。
次こそはと目を見開いて電車に乗るのだがさっきまであった降りたい駅が無い。
もう一度乗りなおす。
やはりない。
やむおえず一度ホームを出、歩いて行く。
なんとなく進むと見慣れた建物。
ここに違いないと中に入ると、「これは建物ではありません。車です。」
と、言われるがどう見てもそては見覚えのある建物である。
腑に落ちないままそこに数名知り合いが合流してくる。
少し安心するものの、お互いここが目的地でないことは分かっている。
皆で再び電車に乗り、目的の温泉地を目指す。
が、いつの間にか私は一人でどこかの温泉につかってあたりを見回している。






「ひみつのプール」
月明かり。
涼しい風。
秋の夜だろうか。
”夜の現場見学”で原子力関係の何かを冷却している施設に行く。
それは大きなプール。
ガラス張りの建物の中でプールに張られた水は静かに月明かりを反射している。
危険な静けさ。
危険な美しさ。
ガイドに続いて5人ほどがプールの周りを静かに一周する。
見学が終わって外に出ると大勢の人が列になって見学を待っている。






「時間がない」
出勤前に両手にもったごみを出して、、、
役所で手続きをしてしまいたい、、、。
ごみは役所に行く途中で無事に出す。
てくてくと早足で歩き、
役所の前の道路を挟んだ歩道の一角に長机が出されている場所に着く。
それが役所の受付である。
用件を伝える。
応対するのは片言の日本語の、中国人と思われる女性一人。
彼女は一生懸命話を聞いてくれるが「その手続きは今日はできません。」の一点張り。
私もそれでは困ると引き下がらない。
30分以上あった時間がいっきに5分ほどになる。
焦った私が強く出るとその女性は「一回役所の中に電話します。」
と、長机の横に立っていた電信柱に備え付けられている昔風の電話で話し始める。
それが長い。
結局ミャンマーかどこかの国政の話になり、
その関係の何かで何かがどうもならないらしい。
とりあえず、遅刻である。